『業界地図』2027年版をITコンサルの転職判断に使う|AIの地殻変動から読むポジション選び
会社四季報『業界地図』2027年版が示すAI起点の業界再編を、人材紹介事業部長の伊藤直隆が採用市場の目線で読み解く。ソブリンAI、サイバーセキュリティーの統合、SaaSとSIerの構造変化が、ITコンサルのポジション選びと市場価値にどう効くかを整理する。
「マネジメント経験=部下の人数」ではない|企業が本当に見ている6つの軸と、経歴書での伝え方
転職面談でマネジメント経験を伺うと「部下◯名」と人数で説明される方が多い。人数は指標の一つだが、ミドル・シニア層の転職では、それだけでは経験の価値が伝わらない。企業が知りたい6つの軸(人数・規模・責任範囲・意思決定・推進力・成果)と、部下を持った経験がない場合の示し方、職務経歴書での書き方を整理する。
ITエンジニアの6割が「AI格差」を実感|調査から読む、先に開くのは年収ではなく担当業務の差
レバテックの調査でITエンジニアの59.3%が職場の「AI格差」を実感、20代では67.4%。格差を感じる場面の1位は「担当業務範囲の差」だった。現役でコードを書く経営者の視点から、年収より先に開く差の正体と、現職の読者が確認すべき2点を整理する。
「IT経験を積める環境がない」と思う前に|業務改善・KPI改善がDX実務経験として評価される理由
「今の会社ではIT経験を積めない」という相談は多い。しかし業務改善・品質改善・工数削減・KPI可視化は、本質的には課題を整理し改善策を設計する仕事であり、DX・IT実務経験として評価されることも少なくない。現役エージェントの視点から、IT部門に所属しているかどうかとIT経験があるかどうかの違い、今の仕事の棚卸しの視点、環境を変えるべきケースまでを整理する。
AIリテラシーは環境で決まる|ITコンサルが転職前に確認すべき5つの見極め点
AIを使えるかどうかは個人の勉強量より、日常業務でAIが前提になっている環境にいるかで決まる。現役でコードを書く経営者の視点から、ITコンサル・事業会社IT部門の読者に向けて、AI格差の構造と、転職前に環境を見極める5つの確認点、そして今の会社に残る場合の打ち手を整理する。
事業会社で活躍するエンジニア・ITコンサルの特徴 — 発注する側から見えるもの
受託開発の発注を受ける立場から事業会社のIT部門を見ていると、同じ役職・同じ経歴でも、プロジェクトが前に進む人と止まる人がはっきり分かれる。違いは技術力の高さではなく、何を自分の判断範囲と考えているか、決めるべきことを決めているかにある。ベンダー側から見えてしまう「活躍している人」の共通点を、経営者かつ現役エンジニアの視点で整理する。
選考が進むほど、忘れがちな「転職の軸」— 内定が出た今こそ立ち返る
最初の面談では「こんな仕事がしたい」と明確に話されていた方でも、選考が進み内定が見えてくると、その軸が少しずつ変わってしまうことがある。「有名な会社だから」「年収が高いから」「内定をいただけたから」が意思決定の中心になることも少なくない。なぜ終盤で軸がすり替わるのか、その構造と、内定が出たタイミングで活動開始時の自分に立ち返る方法を、転職支援の現場から整理する。
事業会社ではなく、コンサルだからこそできること — ものづくり出身者が失うものと得るもの
製造業・OEM出身の方から「コンサルになると、ものづくりから離れてしまうのでは」という相談をよく受ける。事業会社の魅力は一つの製品を深く育て、最後まで責任を持って携われること。一方でコンサルの魅力は、一社で培った経験や知見を複数の企業・業界へ還元できること。どちらが良いかではなく、自分は一社を深く成長させたいのか、複数の企業へ価値を還元したいのかという視点で整理する。
生成AIでエンジニアの仕事はなくなるのか|採用する側が見ている評価軸の変化
「生成AIエンジニアの仕事がなくなる」という不安が検索されている。だが受託開発とAI活用支援を行う立場から見ると、消えているのは職種ではなく「コードを書く行為そのものの希少性」だ。採用・発注する側が2026年時点で何を見て評価しているのかを、現役エンジニアである経営者の視点で整理する。